外国人目線のセンスが光る、墨田区の戸建・旅館業「安らぎの宿」オープンしました☆

本日は、墨田区の八広駅から徒歩10分で新規オープンした旅館業施設をご紹介します。

オーナーは家族で日本に暮らしている外国人のお客様です。

 

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スカイツリーや浅草が近く、観光客から人気がある墨田区。

当事務所でも墨田区での旅館業申請の相談をよく受けることは多いものの、年々許可のハードルは高くなっており、

計画公開、近隣住民説明会の実施など、申請手続きも慎重に進めなくてはなりません!

 

 

今回の物件は、築年不詳の木造2階建ての民家を全面的にリフォームして旅館業施設として活用するものです。

ご相談をいただいてから、日本政策金融からの融資に始まり、リフォーム工事、消防設備工事と並行させて、事前手続きとしての計画公開、近隣住民説明会の開催、旅館業申請、保健所の立ち入り検査、と進めてようやく営業許可となりましたおすましペガサス乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

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とても感慨深い気持ちです照れキラキラキラキラ

 

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近隣住民説明会を行った日は、梅雨の始まりのひどい暴風雨でした雨雨雨

どうやら施設の近くに無許可営業をしている民泊施設があるらしく、参加した近隣住民から営業やめてほしいという意見がありました宇宙人くん

 

宿泊者が民泊施設と間違えて自宅に入ってこようとしたり、郵便ポストに鍵を入れる運用なのか、郵便受けを探られたことが何度もあり、(同じ住所の建物が数件あることも原因の一つ)、早朝や夜中にスーツケースを運ぶ騒音で困っていたが、連絡先の掲示もなく、営業者が不明で我慢していたとのことドクロ

 

しかし、私たちはこれから手続きを進めて営業に向けて準備をしている最中。

当然、知る由もない、まったく別の事業者の話ですショボーン

 

おどろくとともに、こうしたことが一般的な民泊のイメージを損ねているのかと思うと残念に思います汗

わたしたちが考えるの運営管理体制(本人確認や適切な鍵の受渡し、苦情問合先の外部掲示、緊急時の迅速な駆付けなど)を説明したところ、近隣の住民の方たちも安心してくださった様子で、説明会は和やかに終了しました。

 

 

また、建物はかなり年季の入った「THE☆古民家」でしたが、内装をフルリノベーションして、とても素敵な仕上がりに!

 

 

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「和モダン」と表現できるのですが、よくある「古民家風」とはちがう、お洒落で現代的な雰囲気に仕上がっています。

 

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初めて一緒に仕事をするリフォーム会社さん。

ていねいな対応でセンスもよく、今後もぜひ一緒に仕事をする機会があればと思いましたルンルン

興味ある方がいらっしゃったら、読者の方にも紹介しますウインク

 

家具のセットアップはオーナーが自ら手掛けたもの。

豪華な金色を基調にしたインテリアコーディネートは、明るく、落ち着いた高級感があり素敵です。

日本の旅館やホテルではあまり目にしないので、海外ならではのセンスかしらと感心しました。

 

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玄関は2重になっており、旅行客は雨や暑い日or寒い日でも、建物の中に入ってゆっくりとチェックインできますし、前面の路上にたむろすることがないので近隣住民の迷惑が掛かりません。

 

玄関帳場(フロント)はありませんので、チェックインタブレットによる本人確認を行います。

タブレットの左には電話も設置されているので、困ったことがあった時もすぐに営業者に連絡を取ることができます。

 

 

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トイレは各階に一つずつあり、夜中など階の移動をする必要はありません。

 

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IHのミニキッチンもついているので、簡単な調理も可能です。

 

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コンパクトながらも居心地がよい素敵な宿になりましたハート

古民家がこのように宿として利活用されることは、社会的な意義も大きいと感じています。

 

墨田区は下町として長く住まわれている住民も多いエリアです。

地域の絆も深く、人情があり温かい、古い民家と空き家、新興の分譲マンションが入り混じっています。

東京観光の拠点としつつも、旅行者には「暮らすように旅する」を存分に味わって頂けたら素敵ですねおねがいキラキラキラキラ

 

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