茨城県の観光事情と宅建協会での講演☆『空き家利活用×外国人賃貸・民泊』

先日、(公社)茨城県全国宅地建物取引業協会の研修会講師として、茨城県・古河まで行って参りました。
古河市は、茨城県の最西端に位置し、東京まで約60km。JR宇都宮線、国道四号線が縦貫する利便性もよいベッドタウンです新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前隣駅の埼玉・栗橋には親類が住んでいるので、ちょくちょく訪問していますが、古河まで足を伸ばすのは初めてでした。
研修会開始前に、宅建協会の方が観光案内をして下さいましたが、渡良瀬川に囲まれた水と緑の豊かな自然と、歴史と伝統の町並みに感動しましたキラキラ
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昔、古河には『古河城』があり、江戸時代には将軍が日光社参の際に、古河城に宿泊したということです。古河城出城跡には土塁、お堀など当時がしのばれる痕跡が残り、歴史博物館、鷹見泉石記念館、文学館など、観光スポットの1つになっています。
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江戸時代に古河藩主・土井利位が日本初の自然書「雪華図説」を作成したことに因んで、雪の結晶が古河のシンボルとなっているとのこと雪の結晶雪の結晶雪の結晶
雪の結晶といえば、美しくて、アクセサリーや様々なインテリア・デザインのモチーフとして目にする機会も多いものですが、それを発見した日本人の研究者が古河藩主だったことを初めて知りました!
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1998年に開館した古河文学館には、古河市ゆかりの作家の肉筆原稿絵本や絵画が展示されています。
館内併設のイタリアンレストランは、観光者・地元の方でとても賑わっていました。
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蘭学者 鷹見泉石(たかみせんせき)の晩年の住まいである『高見泉石記念館』
古河城の余材を使って建てたと伝えられている建物を改修して公開されています。
茅葺屋根、縁側、土間、囲炉裏、畳、井戸と、誰もが郷愁を覚える古民家を眺めながら、鳥のさえずりを聞いていると、時間の流れが止まったような感覚に浸ってしまいます。
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古河は昭和前半までの代表的な産業として製糸産業が興り、『糸の町』として活況を呈していたということです。
街にはお茶屋さん、和菓子屋さん、名産の川魚(鮒や鯉など)の甘露煮屋さんが点在しています。
観光しながら、名物の『小麦まんじゅう』をほおばりました。
ふかふか蒸したての黒糖味厚い生地に、甘さ控えめのあんこがたっぷり入った大きなおまんじゅうは、
観光客だけではなく地元民にも日常で愛されているおやつだそうです。
研修会の前に、古河の土地柄を見ることができたので、とても話しやすかったです音符
午後2時間の研修会には、古河・岩井エリアの宅建業者の方おおよそ60名が参加してくださいました。
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本研修会では『民泊』以上に『空き家の有効活用』という観点からお話をさせていただきました。
『民泊』は、空き家の利活用の選択肢のひとつですが、他にもリノベーション、店舗への転用、除売却など、国や自治体が補助してくれる制度もたくさんあります。工業地帯として外国人居住者が多い茨城県では、入管法の改正に伴う外国人の生活の場としても、色々な空き家の利活用方法がありそうです!
またひとつ、日本の魅力を再発見、好きなエリアが増えましたハート
東京からも2時間ほどの近距離ですから、また、ゆっくりと遊びに行きたいです!!

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