【専門家向け】制度過渡期の希少な(!?)旅館の許可が下りました@豊島区駒込

7月、豊島区にて旅館業を申請していた新築旅館の営業許可が下り、新規オープンいたしました。

3階建て延床面積130㎡ほどのプチ旅館ですが、和モダンのとてもお洒落な造りです。

JR線駒込駅から徒歩3分と好立地のことから、さっそく予約が入っているようです。

リビングはテーブル+ソファで洋風の作り&ゆったりくつろぎ

寝室は畳みに卓袱台の和洋折衷よくばりな宿泊ができますルンルン

airbnbの掲載ページはこちら下矢印

https://www.airbnb.jp/rooms/36403521?location=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%20%E8%B1%8A%E5%B3%B6%E5%8C%BA%20%E9%A7%92%E8%BE%BC&source_impression_id=p3_1563843939_799ts5bvAeTm0mU%2F

こちらの物件、実は計画がスタートしたのが2年ほど前にさかのぼりますキョロキョロハッ

(その間に何があったのかは、聞くも涙、語るも涙の出来事が・・・・・ナンチャッテ)

そのため、旅館業法や建築基準法が改正前の構造上の特徴がいくつかあります。

それは・・・・

○(ホテルではなく)旅館としての構造設備を備えている

○耐火建築物として建築されている

○竪穴区画が確保されている

外見からは、普通の住宅を活用した民泊施設に見えますが、中へ入ると普通の住宅にはない重厚な構造になっています。

この旅館は、民泊や旅館業に注目が集まり、改正建築基準法が施行されるまでの過渡期に建築された希少な物件といえます。

というのも、既存住宅からのコンバージョンからでは実現し得ず、また2019年6月法改正後には必要とされない構造であるからです。

ややプロ向けの内容となりますが、それについて解説した記事はこちらです下矢印

リビンマガジンbiz「建築基準法の改正で3階建て住宅を民泊・旅館業へのコンバージョンが容易に!」

設計図面はこんな感じですハムスターハムスターハムスター

ブログでは、さらっと施設の様子をご説明いたしますラブラブ

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玄関右手にはフロントが設置されています。

石が敷かれた玄関口から、さっそくしっとりした雰囲気ラブラブ

1回水回りの浴槽は石風呂となっていますお茶

2階に上がると広がるリビングダイニングキラキラ

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キッチンも広々として、食洗器から調理器具まで豊富にそろっていますハート

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珈琲もご自由にどうぞコーヒーコーヒーカップケーキ

リビング奥はシアタールームとなっています。

浴衣の貸出や写真撮影もできますぽってりフラワー

客室は1階と3階で、すべて和室になっており、各部屋にTVもついています。

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竹でできているカーテンはもちろん防炎基準もクリアウインク

カピバラ行政書士も初めて見ましたキラキラ

3階からさらに屋上に出ることができます。

夏は星空を眺めるのが気持ちよさそう流れ星

カピバラ行政書士が手掛けた中でもベスト3に入る長期案件でしたが(堂々1位がまだ控えています(笑)、

こんなに素敵な旅館としてオープンできて本当に嬉しく思いますおねがいラブラブラブラブラブラブ

関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

末永く多くの旅行者に愛される旅館になるよう心からお祈りしています乙女のトキメキ乙女のトキメキ

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