連休中、都内はすっきりと晴れて秋らしい気持ちの良い天候でした
台風による停電や断水が続く千葉の状況が心配です。
カピバラ事務所のお客様や運営会社の中には千葉で運営している方もいて、停電で仕方なく予約をお断りしたとか、外壁が壊れたなどの被害もあるようです前例のない規模の台風だったと聞きますが、今後も災害対策は大きな課題と言えますね。
****************
東京オリンピックまでついに1年を切り、当事務所の旅館業手続きでも創業ラッシュ
毎日のように打合せ、現場確認、保健所検査の立会い、許可証の受渡しなど、バタバタとしています
オープンする施設の様子は順次ブログでまとめたいと思っていますが、本日ご紹介するのはこちら
池袋の隣駅にある、要町駅徒歩4分の住宅を活用した旅館業施設です
3階建の戸建住宅ですが、完全2世帯になっており、1階の客室と2-3階の客室の合計2客室になっています。すでに住宅宿泊事業として営業中でしたので、営業の合間に現地調査して図面を作成したり、切替えの準備をしてきました。
玄関帳場(フロント)は設置しないので、出入り状況を確認するカメラや、チェックイン機器を新規設置しました。
豊島区では「鍵の受渡しは対面で行う」という条例があるので、オーナー(=営業者)の会社の移転手続きや、対面での鍵の受渡し体制を構築するなどの準備にやや時間がかかりました。
住宅宿泊事業(民泊)の営業と並行させて旅館業申請の準備をしていきました。
玄関口に取り付けたチェックイン用ICTタブレット。
1階の客室は畳+布団の純和風な客室です。
コンパクトな部屋で定員は3名まで収容可能。
2-3階の客室は逆に洋風で、リビングテーブルにベッド、ソファと7人まで宿泊可能です。
リビング+ソファベッド
寝室は2部屋
壁にかけられた写真は、営業者であるオーナーが日本を旅行した時に撮影したお気に入りの写真をパネルにしたものだそうです。とてもセンスが良い素敵な写真だなと思いますお気入りの絵を飾ったり、趣味の食器を並べたり、インテリア好きにはとても楽しい民泊コーディネート。
旅館業へ切り替えるための消防への手続きも済ませました。住宅宿泊事業の届出時に消防法令適合通知書も入手していたので検査もスキップ。旅館業の営業許可交付と同時に住宅事業宿泊の廃業届を提出して手続きは完了。
旅館業許可取得の報告をオーナーに報告すると、「今まではマンスリーとの組み合わせなど工夫が必要だったが、今後は180日の営業日数の心配もなく思い切り営業できるのでとても嬉しい」と喜んでくださいました
元々は留学で日本に来て、そのまま起業・会社を経営している外国人オーナー。学生時代に住んでいた池袋は馴染みがある大好きなエリアだそう。外国人が生活しやすい環境が整っているとのことで、外国人目線での日本の魅力発信は説得力があると感じました
今後も沢山の旅行者に宿泊してもらえると嬉しいです