西新宿で申請を行っていたホテルについて、旅館業の営業許可が交付されました
本件はもともと物件オーナーが自宅として居住していた2階建の戸建住宅。
大幅にリフォームして、4客室の「旅館・ホテル」として申請したものです。
(オーナーはそのために近隣のマンションへ引越し)
「民泊で日本と祖国の架け橋になりたい!」と一念発起した外国人の物件オーナー。
自宅の旅館業化を計画したのは、まだ民泊ビジネスがブームになる前の3年以上前に遡ります。
当初は自分自身で申請する予定だったそうですが、近隣との関係性や、保健所との協議など、色々な事情で手続きが進まないということで、当事務所にご依頼いただきました
詳細については、リビンマガジンbizにて解説しておりますので、よろしければご覧ください
ブログでは施設内部の写真を中心にご紹介していきます。
玄関先に設けられた玄関帳場。
階段下のスペースをうまく活用しています。
各階2部屋ずつの客室は、部屋毎に色調を変え、オーナーが自らセットアップしています。
もともと自宅だったため、部屋の間取りや大きさが異なります。
洗濯機が設置されている部屋は広めなので中長期滞在者に向いています。
階段を登りきったところに消火器を設置しています。
保健所検査終了後、1週間後に許可証が交付されました。
オーナーに報告すると、「3年越しでようやく営業できることになってとても嬉しい。何度も諦めかけたけれど、頑張ってきて本当に良かった。」と喜んでいただきました。
「許可取得はスタートです。これからが始まりで、ますます忙しくなりますね。」と返すと、にっこり笑顔が印象的でした。
お客様に喜んでいただくことが仕事をしていていちばん嬉しい瞬間です
日本で暮らし始めて四半世紀というオーナーですので、訪日外国人の気持ちに沿った営業ができるのではないでしょうか。
今後の営業がとても楽しみです