不特法アドバイザーの石井くるみです
ファンド事業者をはじめとする
金融商品取引を取り扱う事業者になじみ深い
「金融商品販売法」
が改正されて、間もなく
「金融サービス提供法」
が施行されます。
本日は、
法改正と同時に創設される
新たなライセンスのお話です
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賃貸管理業を営む会社の方々は、
・オーナー顧客の満足度を高めたい
・オーナー顧客との関係性を深めたい
・オーナー顧客に包括的なアドバイスを提供したい
などなど、既存のお客様とより良い関係性を
構築することに日々取り組んでいると思います
そんな賃貸管理会社の経営者にお勧めしたい
新しいビジネスが、2021年に開始を予定する
『金融サービス仲介業』
です
金融サービス仲介業とは?
金融サービス仲介業とは、
これまで個別のライセンス取得
を要した「銀行・証券・保険」
すべての分野の金融サービスを
ワンストップで仲介可能とする
新たなライセンスです
金融サービス仲介業のライセンス
を取得すると、
・銀行預金
・住宅ローン
・投資信託
・生命保険
といった金融商品を顧客に販売
することが可能となります
賃貸管理会社が取り組むメリットは?
多額の資産を持つオーナー顧客の悩みは、
単に不動産の管理にとどまりません。
相続対策、資産運用、保険の見直しなど、
包括的な資産管理の悩みが存在します
これまでオーナー顧客は、
・不動産管理の悩みは、賃貸管理会社に
・相続対策の悩みは、顧問税理士に
・資産運用の悩みは、証券会社に
・保険の見直しの悩みは、保険代理店に
と各分野で別々の担当者に相談しなければ
なりませんでしたが、
賃貸管理会社が金融サービス仲介業の
ライセンスを取得すれば、
オーナー顧客のあらゆる悩みに対して
ワンストップ対応できるようになります
賃貸管理会社の競争優位性は?
そうは言っても、金融サービスの分野で
証券会社や保険代理店など専業プロと
競争して勝てるの
と思われる方がいるかもしれません
しかし、賃貸管理会社は、次の圧倒的な
競争優位性を持っています
・オーナー顧客との継続的な関係性
・賃貸管理業の参入障壁の高さ
まず、賃貸管理会社は、物件管理から
生じる様々な業務(入退去、修繕等)
を通じて、オーナー顧客と密に
コミュニケーションを取りあう
関係にあります
金融サービス仲介では、顧客との
リレーションシップが最も重要
となるため、日頃から物件管理に
献身的に取り組む賃貸管理会社
に大きな優位性があります。
また、賃貸管理会社が金融サービス
に参入することは容易ですが、
金融サービスの会社が賃貸管理業
に参入するのは極めて困難です
なぜなら、賃貸管理業が扱うのは
モノが実在する「不動産」であり、
物件の保守管理や緊急時の駆付けなど
オンラインでは対応できない
「リアル」な業務が多いためです
すなわち、オーナー顧客に対して、
不動産管理と金融サービスを含めた
真の「包括的な資産管理サービス」
を提供できるのは、
賃貸管理会社だけです
賃貸管理会社の経営者のみなさまは、
他者に先駆けてスタートできるよう、
いますぐ金融サービス仲介業の
ライセンス取得準備を始めましょう
来月、総合ユニコム様主催で
金融サービス仲介業についての
セミナーに登壇することとなりました。
ご興味ございましたら、
ぜひご参加ください |
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