
2月末に綜合ユニコム主催「ホテルAM入門」セミナーに登壇しました。
宿泊事業は新規参入フェーズを終え、
「運営施設のGOP(営業総利益)・ADR(販売可能一客室あたり平均収益)を伸ばすにはどうしたらよいか」
「運営施設の出口戦略をどのように立てたらよいか」
「業務提携や業務委託先との契約条件をどのように設定したらよいか」
という、くるみ事務所に寄せられるご相談事例から、それに応える内容として企画したものです。
セミナーには非常に多くの参加者に恵まれ、大変好評をいただきました
「所有」「運営」「開発」による価値創造サイクル
第1部では、まず、エクセレント企業に学ぶホテルガバナンスの変遷と、企業特性に基づく「所有」「運営」「開発」体制の最適化方法を取り上げ、実際の企業事例を通じて成功への道筋を解説しました。また、ホテルAM戦略のフレームワークやKPI設定についても詳しく説明し、戦略を実務にどう落とし込むかに焦点を当てました。
知らないとマズイ?GOP/RevPARによるKPI管理
第2部では、ホテル事業の利益構造や売上構造、コスト構造を分析し、GOP(Gross Operating Profit, 営業総利益)やRevPAR(Revenue Per Available Room)といった主要な財務KPIの活用方法を説明しました。
また、リース方式と業務委託契約(MC方式)の違いについても触れ、参加者が自社に適したビジネスモデルを選択できるようサポートしました。さらに、KPIを活用したバリューアップ施策について、実践的な施策の立案方法を解説しました。
開発フェーズのプロジェクト・マネジメント
第3部では、ホテル開発におけるAMの役割を中心に、プロジェクト管理や予算管理の重要性を強調。実際のプロジェクトマネジメントの実例も交えて解説しました。
最重要課題は資金調達
最後の第4部では、ホテル不動産戦略として、ホテル所有SPCの意義や資金調達方法、キャピタルゲインを高める販売手法を紹介し、参加者にとって実践的な知識を提供しました。
参加者からは、
「具体的な事例を通じて、ホテル業界の現状と今後の戦略をしっかり学べた」
「KPI設定の重要性がよくわかり、すぐに実務に活かせそう」
「あたりまえに流してしまいがちな基本の大切さが、事例を通じてとてもよく理解できた」
といった声をいただきました
今後もこのような実践的で充実したセミナーを開催し、業界の最新動向や実務に役立つ情報を共有していきたいと考えています。ぜひ次回もご参加いただければと思います