『民泊のすべて』日本不動産学会・著作賞を受賞!! 授賞式のご報告☆

こんにちは、カピバラ好き行政書士の石井くるみですクマムシくん

 

秋も深まる11月の3連休、お天気にも恵まれ、とても気持ち良い日々になりました晴れ

 

そんな連休中に、カピバラ好き行政書士に大変名誉なことが・・・

 

拙著『民泊のすべて』が、日本不動産学会の2017年度『不動産学会賞・著作賞(実務部門)』を受賞しました爆  笑キラキラアップ

 

民泊のすべて 民泊のすべて

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以下、不動産学会賞の概要と、授賞式の様子をご報告しますグリーンハーツ

 

日本不動産学会とは

カピバラ好き行政書士も所属している公益社団法人日本不動産学会は、次の3つを目的とする学術団体です下矢印

 

1.不動産の利用や配置をめぐる諸現象を解明する学際的な研究及び教育の促進
2.不動産に関する研究が総合的な視野に立って体系的に固有の学問として確立することが重要
3.不動産を対象とする学問は、人文、科学、社会科学、自然科学の広範な領域に及ぶことから、その研究は理論・実務の両面から総合的に研究すること

 

個人の正会員数は800人超、法人の賛助会員数も80人を超える学会で、会員は主に不動産分野を専門とする学者・研究者や実務家から構成されていますハムスター

 

日本不動産学会賞とは

日本不動産学会は、年に1回、次の不動産学会賞各賞を選考し、表彰を行っています下矢印

 

一 論文賞

二 論説賞

三 著作賞

四 湯浅賞(研究奨励賞)

五 業績賞(日本不動産学会長賞および国土交通大臣賞)

六 田中啓一賞

七 特別功績賞

八 会長特別賞

 

この度、カピバラ好き行政書士が「民泊のすべて」で受賞したのは著作賞(実務部門)となります。

 

著作賞は、「原則として本会会員が当該年度末日以前3年間に出版し、不動産学の発展に対して著しい貢献をしたと認められる学術的な著作の著者および不動産問題の啓発又は教育に対して著しい貢献をしたと認められる実務的な著作の著者に対して授与する。」とされていますヒヨコ

 

「民泊のすべて」の受賞理由

この度、「民泊のすべて」が著作賞を受賞した理由として、次の講評をいただきました下矢印

 『民泊のすべて』という題名が示すように、本著作には、新たに施行された住宅宿泊事業法に限らず、旅館業法上の民泊、特区民泊、さらにはそれ以外のイベント民泊や農家民宿に至るまで、現在の我が国で民泊を始めようとする場合に実務上考えなければならない論点が精緻かつ必要十分に集約されている。

このようなアプローチをとる場合、複数の制度の平板な紹介になりがちであるが、本著作はそれぞれの制度の沿革や実際上の実現可能性まで含めた有機的な比較が行われており、士業のみならず、自治体職員、民泊事業者、研究者など民泊に携わるすべての人々にとって必読文献であるといえる。とりわけ、複雑な建築基準法や消防法上の規制についてわかりやすく図表にまとめる作業は骨が折れたことと思われる。

以上により、本著作は、日本不動産学会著作賞(実務部門)授与にふさわしいものと評価できる。

 

審査員の方々からの、著書に対する温かいお言葉に、とても感激しました照れ

 

また、今回の著作賞の審査委員長を務められたのは、東京大学大学院・工学系研究科教授の浅見泰司先生キラキラ

 

浅見先生は、「民泊サービスのあり方に関する検討会」の座長を務められた方で、新しい民泊制度の生みの親といえます。

 

授賞式では、ずっとお会いしたいと思っていた浅見先生と記念写真を撮らせていただきましたおねがい!!

 

☆論文・著作賞審査委員長の浅見泰司先生との記念撮影☆

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授賞式は、日本で唯一の不動産学部を設置する明海大学の新浦安キャンパスで行われました下矢印

 

☆日本不動産学会・原科会長から賞状を授与されるカピバラ好き行政書士☆

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セミナーで人前で話すことには慣れているはずですが、さすがに授賞式では緊張し、ろれつが上手く回りませんでした💦
☆授賞式で緊張しながらスピーチするカピバラ好き行政書士☆

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そして、授賞式の後は、他の受賞者の方々と一緒に記念撮影コアラ

 

☆2017年度・不動産学会賞の各賞受賞者の方々とのワンショット☆

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嬉しかったことに、日頃からお世話になっている(公財)日本賃貸住宅管理協会の塩見紀昭副会長(東京都支部局長)もサプライズで会場にお見えになりました爆  笑下矢印

 

☆日管協・塩見副会長とのツーショット写真☆

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カピバラ好き行政書士からの感謝の言葉

『民泊のすべて』は、私が研究員として参加させていただいた日管協の「簡易宿所の実務研究会」の研究成果から生まれた書物であり、末永照雄会長、荻野政男研究会長、榎和志IT・シェアリング推進事業者協議会長を始めとする日管協の皆様や、月刊不動産フォーラム21で『民泊のすべて』と題する連載の機会をいただいた(公財)不動産流通推進センターの皆様、書籍化の持ち込み企画をほぼ無理やり通していただいた(株)大成出版社の皆様など、周囲の方々の温かいサポートなしでは、今回の受賞には至らなかったと思います。

 

普段からお世話になっている諸先輩方、お客様、提携先の皆様や、温かく支えてくれる友人・家族のみなさまに、このブログを借りて改めて御礼申し上げますお願いラブラブ

 

今回の不動産学会賞の受賞を励みに、今後も「民泊」や「不動産クラウドファンディング」といった新しい分野の業務開発・研究に精進してきたいと思います。

 

まだまだ若輩者ですが、今後ともブログのご愛読と、カピバラ好き行政書士への応援をよろしくお願いいたしますおねがい!

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